本州は天候がイマイチでダメだったようですが、沖縄のあたりは良かったみたいですね。一昨年、昨年と八ヶ岳でいっしょに働いていたKは、昨年の言葉のとおり、奄美の悪石島でキャンプをしながら踊り狂っていたのでしょうか。なにせ昨年のうちから、今年は奄美で皆既日食を見るために(たった一日の、そのわずか6分間のためだけに!)「けっしてひと夏働かない」宣言をしていたくらいですから。
ぼくも、そこまではいかなくとも、やはり日本で見られる皆既日食は気になるもの。PCにいれてきた星空ソフトでシミュレートすると、なんとここクィーンズタウンでも太陽に月がかかって部分日食になっているように表示されているではないですか!これは写真を狙うべしと、今日は気合いを入れてコロネットピークスキー場へ。
本当はスキー場の斜面の向き的にリマーカブルスのほうに行きたかったのですが、ここ数日の強風が今日もおさまらず、リマークスは朝からブリザードのためオープンせず。まぁ仕方があるまい。
日本で皆既日食が見られるのが11時前後ということは、3時間の時差があるニュージーランドでは14時過ぎくらいになるはず。まぁそれまでは普通に滑って楽しもうということになったのですが、これが今日はスムーズな新雪がそこかしこに。
そう、ここ数日はようやく冬が始まってくれたかのような連日の悪天候。これまでは晴ればっかりだったクィーンズタウンの街も雨がつづいており、当然それは、、、スキー場では雪となるわけですよ!!
たった5~6cmとはいえ新雪は新雪。オフピステゾーンの、特にボウル地形の中なんかは雪が吹き溜まり、生クリームを舐めるようなパウダースノー!
リフトを降りたら、相方とふたりここぞとばかり、いそいそとダブルブラックダイヤモンドのBack Bowlへの入り口へと急ぎ登ったのでした。
ひゃっほ~ぅ!!!!
なんて楽しんでいるあいだに、時計の針は1時、2時を回り……
あれ?、、、日食は(?_?;)
やはり日食って、観測できる範囲はそんなに広くはないんでしょうね(--;)
うまい具合に空模様もほどよく雲があって、ちょうど太陽の輪郭が眩しすぎない程度に見えるくらいだったのですが、それはそれは、菅原道長の世界が「望月の 欠けたるところも なしと思」われるほどに、ぼくらの太陽も(これっぽちも)欠けることなくスキー場の背後に沈んでいったのでした。むぅぅ、残念。
まっ、ひさびさの極上パウダーはお腹いっぱいにいただけたし、ラスト一本では美しい夕景も眺められたから、好しとしますか。
(でも小さい声で……)あ~、皆既日食、ぼくもこの目で見たかったぁ。
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