2009年8月3日月曜日

Mt.Cook/Lake Tekapoレポート -3-

北半球はぼちぼち夏休みに入ったのか、クィーンズタウン周辺のスキー場で日本人のスキーヤー、ボーダーを見かけることが多くなってきましたね。先日はカードローナで韓国のナショナルチームを、今日はコロネットピークで日本のナショナルチーム(のレーサースーツを着たスキーヤー)を見かけましたよ。
雪もコンスタントに降るようになって、スキー場も良い雪を求めて人だかり。平日でもリフト乗り場は長蛇の列で、四人乗り高速リフトがさくさくスキーヤーを上に運んでいきます。ニュージーランドはまさにスノーシーズン真っ盛り!

というわけで、マウントクック旅行の日記もはやいとこ書き上げちゃいましょう。

7月28日(火曜日)

朝から予報どおりの悪天候で、キッチンで朝のパスタを茹でていると外では暴風で道路標識がびよんびよんと大揺れ。しかしこの日はもともと'Ski the Tasman'の予備日としてとってあった日程のため、今日は何をするでもなくマウントクックビレッジの歴史ある高級ホテル、The Hermitageでのんびりすることに。
すでに雨が土砂降りのなかYHAからハーミテージホテルまでは車で3分。高級ホテルとはいえ、中にはカフェやお土産屋もあるし、なによりそこ自体がマウントクックビレッジでの観光スポットのひとつのようになっているため、宿泊客でなくとも誰でも気軽に入ることができます。
ということを、ぼくは2004年に卒業旅行で訪れたときの経験で知っていたのですが、実はその後2007年に内部が改装されて、それまでなかった"Sir Edmund Hillary Alpine Centre"なるものが出来ていたんですね!

Sir Edmund Hillaryとは、皆さんもご存知かとは思いますが、1953年に世界で初めて(シェルパのテンジン・ノルゲイと共に)エベレスト登頂に成功した登山家、冒険家です。彼はイギリスのエベレスト遠征隊員としてこの快挙を成し遂げたのですが、もともと彼はニュージーランドはオークランド近郊の生まれ。エベレスト遠征にむけてここマウントクックでトレーニングを積んだこともあり、2008年に亡くなるまで、このマウントクック国立公園およびハーミテージホテルととても深い関わりをもった人物なのです。
アルパインセンターでは、そのヒラリー卿に関しての展示はもちろん、ハーミテージホテルの歴史、登山の資料、さらにはニュージーランド誕生についてのマオリの伝説やAORAKI/Mt.Cook登山を体感できる3Dムービーや、南半球の星空を体験できるプラネタリウムまである、じつに充実した内容となっておりました。プラネタリウムにもいくつかのプログラムがあり、ここだけでふつうに半日は暇をつぶせます。
マウントクック国立公園にいらっしゃる方は、是非、是非!ここのために時間をとってみてください。山や星が好きな人なら、必ず楽しめると思います。



アルパインセンターで大満足したあとは、二階の"The Sir Ed Cafe & Bar"でソーセージロールとホットココアのスナックタイム。ホットココアが「おかわり無料」であることにハーミテージホテルの格を感じてしまう我々こたろうとうっしーです……笑 
晴れてさえいれば一面のガラス越しにAORAKI/Mt.Cookの勇姿が正面から望めるはずなのですが、外は相変わらずの強い雨。それでも、ありがたく遠慮もせずに何杯もココアをいただきながら、そのへんをスケッチしたり本を読んだり。


いいかげん4時も過ぎてからYHAに帰り、すこし雨も弱まったところで昨日のAlpine Guideのガイドさんにオススメされたガバナーズ・ブッシュというハイキングコースへ。国立公園内で唯一原生林が残るというその山道に入ると、多少の雪はあるものの不思議なほど雨も風も感じなくなり、夕暮れ時の1時間ほどのあいだ、静かなショートウォークを楽しむことができました。

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