前日の意気込みのわりに寝坊したCoronet Peakのときと違い、今回は前日のうちからお弁当も作っておき、持っていくものもザックに詰め、あとは朝起きて食パンとチンゲンサイのコンソメスープだけ食べればすぐに出かけられる準備を整えておくという用意周到っぷりで臨んだのでした。
タウン中心部のスノーセンターから出発するシャトルバスの一本目は8時発。7時にかけた目覚ましの音で震えるような気温のなかを起きだしてみれば、窓の外はまだ真っ暗で、ほっそり美人の三日月と最後まで居残りさせられた星数個がキラキラときらめいている…… 珍しい早起きに慣れぬまだ眠い目をこすりながら朝餉をすませ、いつもの出勤着ならぬスキーウェアに身をつつみ、お弁当と念のための雪崩三点セットをいれたザックを背中に背負ったら7時45分。ドンピシャリ。
明るみはじめた空にぽつぽつと雲が現れはじめたときはまたCPのときみたいに初日からガスガスなのか?!とも危ぶんだのですが、バスが延々とつづく山道をあがっていくうちに気がつけば雲は眼下に雲海を為し、上のほうにみえるごつごつとした岩稜が朝日に照らされて桃色に焼けているではないですか。
卑しくも山ヤたる者、じぶんの足でかち得た風景以外(ましてバスの車中からなぞ…)をこうまで賞賛するのはイマイチ気が引けるのですが、、、絶景!
と、それはさておき、肝心のスキー場ですね。
リマーカブルス(通称リマークス、ぼくはよく「ス」をつけずに呼んでしまい相方に注意されます^^;)はおおまかに2つのゾーンに分かれていて、ひとつはパークが充実していて上級コースは2本だけというフリースタイルエリア。もうひとつが一本の細い圧雪中級コース以外はすべてが未圧雪急斜面の上級コースというオフピステエリア。
今日は初日であり、しかも例年になく雪の量、質ともにバツグンに良いとオープンに先立つ数日前の地元紙にもレポートが載っていたので(初日から全面オープンできるのは何年に一度あるかないかだとか)、朝イチのバスで到着後、一本だけ中央のリフトを滑ったあとはひたすらオフピステエリアを往復していたのでした。
オフピステエリアの4人乗りShadow Basin Chairで上がっていくと、まずは右手にまだ数えるくらいしかシュプールのついていないボウル地形がふたつ。リフト沿いには圧雪中級コースが走り、さらに降り場に近づくと今度は左手に広がる広大なパウダー斜面をツボ足で登ってゆくスキーヤーにスノーボーダーの列。右手のボウルも左手の大斜面も、皆それぞれ好きな場所からドロップインしてはターンのたびに雪煙を背後に舞いあげています。ぼくらもつづけとまずは右手のボウルへ。リフトから眺めているとそれほどでもなさそうに見える斜面も、実際にその場に立ってみると案外急に見えるもの。マダイッポンメダカンネと、なるたけ端のほうの斜度が緩そうなところでドロップイン。なんというか、乾いているんだけどパックされたパウダーを一気にボウルの底まで。
二本目は、今度は左に、板を肩にかついで斜面を登ってゆく人の列に入り、斜面の乗越(のっこし)まで。反対側には崖と崖に挟まれた狭いルンゼ状の雪面に板の跡が残っていて、コースマップを見るとその名も「エスカレーター」だそうな(笑) んで、尾根沿いにもうすこし登ったところから下りて(落ちて?)ゆくのは「エレベーター」だって(笑笑)当然いきなりそんなジャンキーな場所は遠慮して(そのうち慣れてきたら滑ってみたいけど)、リフトから眺めていた大斜面を滑ったのですが、こちらは日当たりが良いせいか、先のボウル以上のパックドパウダーで相方大苦戦。板をまわすパワーが足りずに七転八倒。まぁこれも経験ですよね。「頭から突っ込んでも痛くない!」と言っていたので、笑ってうんうんと頷いていることにしておきましょう。

その後も昼食をはさんで何本かオフピステを滑っていました。時間が経つにつれてパウダーが荒らされてぼこぼこの不整地になるので、じつによい練習です。
リマークスには目玉コースとして、オフピステの大斜面を最後まで滑ると、リフト乗り場に戻れずにスキー場に行くための道路の途中に出てきてしまうHomeward Runsというコースがあるのですが、ぼくらが午後に滑ったときはすでにパウダーとはほど遠い不整地斜面となっていたのでした。しかしそれでもスキー場のゲレンデから外れて、眼前にひろがる雲海にむかって滑り込んでゆく感覚というのは、なかなかのものでありました(下の二枚目の写真が相方ですね)。ちなみに道路まで出てしまったスキーヤーは、スキー場からのシャトルが数十分おきにやってきて拾っていってくれるシステムになっています。


というわけで、今日は不整地の特訓でぼくも相方もオツカレモード。
もう山盛りごはんと牛肉と野菜の生姜炒めとお味噌汁の晩御飯もいただいたので、あとは明日までぐっすり眠ろうかと思います。
おやすみなさい。 ぐぅ~...zzz
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