2010年2月1日月曜日

Routeburn TrackからMilford Sound、そしてTe Anauへ

無事にルートバーン・トラックを歩ききり、その勢いでミルフォードサウンドでのシーカヤックツアーにも参加し、ようやく昨日、ミルフォード・トラックの玄関口としてよく知られているテアナウ(Te Anau)という町に下りてきました。

ミルフォード・トラックと並んで人気があるために「グレート・ウォーク」のひとつに数えられているルートバーン・トラックは、クィーンズタウンからワカティプ湖畔沿いに50kmほどのグレノーキーという小さな集落からスタート。コースの名前にもなっているRoute Burnという小川(「burn」は小川を意味するアイルランド系の英語らしいです)の流れる谷をつめてハリス・サドルという峠を越えて、ニュージーランドのサザンアルプスを東から西に抜けるというコースです。一般的には二泊三日コース。
グレノーキーからクィーンズタウンやテアナウを経て、反対側のコース起点であるThe Divideにゆくには、車の場合、ぐるりを山脈を迂回して250km以上のドライブが必要なのですが、山を越えれば30kmちょい。通常ルートバーンを歩くひとは、クィーンズタウンに不必要な荷物をおいて一周するケースが多いのですが、うちらはQTに戻る余計な手間(というか時間とお金)がもったいないので、パソコンも本も、醤油のペットボトルも、なにもかもぜーーんぶ背負っての山越え。
スタート時の荷物はかるく30kgは超えていたであろう、まるで「ひさびさの歩荷ですか?」と言わんばかりの、肩に背中にのしかかり……(--;)

至極難儀な道のりでしたが、以下簡単に報告です。

<QT→グレノーキー>
ヒッチハイク。30分ほどで新婚旅行中のkiwiカップルがつかまり、一本で。快晴無風で、道路から見下ろすワカティプ湖面には周辺の山々が写り込み、呆然とするほど穏やかな風景。
グレノーキーのホリデーパーク(キャンプ場)は、ひとり$10と安いのに非常に居心地がよい。シャワーも無料。ローカルのゴルフ場はめちゃめちゃシンプルなコースだけど、二人で$10+クラブレンタル代$10。相方ゴルフ初体験。

<グレノーキー→ルートバーン・フラット小屋(二泊)>
グレノーキーから入山口のシェルターまでは普通に予約していたバスで。この日の行程はほぼ平坦の2~3時間なのに、すでに重荷で死にそう。つぎの区間のハリス・サドル(1277m)峠越えに危機感を抱く。
フラット小屋キャンプ場でのあいだ一日は、全装備では余裕がないであろうハリス・サドルからコニカル・ヒル(1515m)へのサイドトリップと、なによりも休憩場所などルートの偵察もかねて、水とオヤツとカメラだけ持って峠まで往復。空身なのにけっこう疲れる。

<フラット小屋→ルートバーン・フォールズ小屋→ハリス・サドル→マッケンジー小屋>
いよいよ峠越え。朝飯をガツンと食って、膝にもキネシオテープを貼り、万全の体制で早朝出発!前日のルート偵察のおかげで、あっけないほど余裕に峠まで。初めてのルートと既知のルートでは、こうもしんどさが違うものなのか。
峠の周辺はラージマウンテン・デイジーやマーガレット、フォックスグラブ、リンドウなどの花々が咲き乱れ。峠を越すとコースは森林限界のわずか上部をトラバースし、4時間ほどで透きとおる青緑色のマッケンジー湖の湖畔に建つマッケンジー小屋に。小屋周辺のコケとシダの緑の美しさは言葉にできないし、また写真でも表現しきれない!
湖対岸の、氷河によって削られたU字谷と、その奥にそびえるエミリーピークがじつに絵になる。湖水は冷たいが、泳いで陽にあたると気持ちよい。ここにしても前のフラット小屋にしても、いずれもキャンプ場は小屋から離れた場所に設けられており、互いに邪魔者が視界に入らないような位置取りがしてあるのがDOCの心憎い配慮だ。

<マッケンジー小屋→ホーデン小屋(キー・サミット往復)→ディバイド→ミルフォード・サウンド>
下り基調かと思いきや、意外に登りが多くてキツイ。アーランドフォールの滝はとにかく豪快だ。キー・サミットは、ホーデン小屋からすこし先の分岐に荷物をおいて空身で往復。ひさびさの空身登山に、エスカレーターに乗っているかのようなラクチンさだった。頂上部は広々としており、散策路がついている。頂上で靴底が破損し、手ぬぐいとテーピングで応急処置。分岐からディバイドまでは1時間もかからない。
ディバイドからはとりあえずテ・アナウの町に出ようとヒッチ。しかし逆方向のミルフォード・サウンドへ行くドイツ人カップルが停まってくれたため、急遽行き先をミルフォードに変更。ホーマートンネルから海までのU字谷と大岩壁と滝の風景には、ただただ圧倒されるばかり。あまりに感心しすぎて、途中でお気に入りだった登山帽を失くす。あぁぁ、痛恨の極み……↓↓
ミルフォード唯一のアコモデーションのMilford Sound Lodgeのドミトリーが空いていたためそこに転がり込み、せっかくだからと翌日のシーカヤック・ツアーも申し込み。

<ミルフォード・サウンド(シーカヤック)→テ・アナウ>
6時起き、7時半発でRosco's Sea Kayakという会社の半日ツアーに参加。カヤックはマウントクックのミューラー氷河湖でしたばかりだったが、静かな湖面とちがい、谷を吹きおろす風や潮流があるので、半日ツアーでも最後のほうは疲れてフラフラだった。オットセイは目の前で見られたが、イルカは遠目だったのが残念。もしかしたら、じつはカヤックよりも普通にクルーズに参加したほうが「確実に」野生動物を見られるのか?
ツアー後はカヤック会社のテ・アナウ行きのバンに乗せてもらい移動。ここのLake Viewホリデーパークは、キャンプサイトも広くて美しくガーデニングされているし、キッチン等も清潔なのでオススメですヨ。

、、、というわけで、これでフィヨルドランドは満喫。本当はこのキレイなキャンプ場でもうすこしゆっくりしていたいのですが、さっそく明日には南島南端の街、インバーカーギルに移動します。
そこからさらにフェリーに乗り、鳥たちの楽園、スチュワート島へ!

まだまだ旅はつづきます。

ちなみに写真を、「Mount Cook Alpine Village」と「Routeburn Track-Milford Sound」をPicasaにアップしたので、今回の写真もそちらでどうぞー(^o^)/

2 件のコメント:

  1. どや?飯島ファミリーのオススメは。
    もし行かなかったら損をした気分になるだろう。
    今二人で綺麗な写真を見てたところだよ。

    この先も楽しい旅行を続けて頂戴!
    リナも明日、マウントクックを出発するよ

    昨日はさくらの1歳の誕生日だったよ。
    りょうすけ

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  2. >Ryoさん
    いやー。メッチャいい思い出になりました!ホント天候にも恵まれて、マウントクックとはまた違った景色を堪能できました。
    その勢いでスチュワート島まで行ってしまい、ちょっと前までイキナリ北上しようとしていたのがウソみたいです(笑)

    また帰国する前に、1歳のさくらちゃんにも会いにいきたいですー!

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