2009年11月16日月曜日

マウントクック図鑑

ぼくら、今年のマウントクック・ガイドチームにはぼくを含めてワーホリ組が三人いるのですが、ぼくらがガイドとして仕事をするうえでの強い味方が「植物図鑑」と「鳥図鑑」です。登山ガイドというよりも、自然ガイドと言ったほうが適切なこの仕事柄、植物や生き物の名前は、氷河にならび、日本からいらっしゃるお客様が期待される最たるもののひとつです。
それこそ研修中は、共同生活という生活条件もあり、毎晩寝るまでわれらがセアリーロッジのリビングで図鑑をまえに「今日はこんな花を見たけどこれは何て花だ?」とか「こんな鳴き声の鳥ってわかる?」なんて勉強をしていたものでした。

そんなぼくらが日常的に使っているのが、植物図鑑は日本語で書かれたもの2冊と、鳥図鑑は日本語のものと英語のものがそれぞれ1冊ずつの計4冊。勉強中は、それらのページを手繰りながらあーでもないこーでもない言いあうのですが、そっちのは写真がわかりやすくても解説がわずかで、あっちのは説明やエピソードが載っているけど記載されている種類が少なくて、それぞれ一長一短。また、当然ニュージーランド全体での動植物図鑑なので、マウントクック国立公園には生息しないものもたくさん載っているし、逆に細かすぎて図鑑に載っていないなんてこともよくあるのです。

やはりそうなると、マウントクック国立公園だけの日本語図鑑が欲しくなるもの。でもそんな範囲限定なのはやはり需要が少ないのでしょう、ないんですね。

、、、というわけで「ないのなら つくってしまへ ホトトギス」的発想ですよ。それならじぶんたちで作ってしまおう!という話になったのです。

つくりかたは、某有名ゲームのポケ○ン図鑑からヒントをいただきました。
まず、見知らぬ花や木、鳥をみつけたら頑張って写真に撮る。
それをあらかじめ用意しておいたワードのフォーマットに貼り付ける。
その名前や特徴などを自分で調べ、もしくは知っているひとが情報を書き込む。
もしそこ以外でも見かけたひとは、発見場所をどんどん書き足していくといこう、という作戦です。

まだ作戦がはじまったばかりの現在は、既知の動植物の写真を撮って、それを名前とともにワードに載せていくだけで手いっぱい。まだそれぞれの特徴なぞ書いていく余裕もなく、それでも現状として草花・樹木・鳥などを含めてすでに60種類以上のページができ、これからさらにどんどん花が増えてくることを思うと「本当に契約が切れる1月2月までに、せめてそれまでに見ることのできる分だけでも完成するのだろうか?」というささやかな不安(というか疑問)も拭いきれません。おまけに植物はともかく、鳥などの生き物の写真はきれいに撮るのがすごく難しいんですね。

道のりはまだまだ遥か遠くですが、じぶんの勉強のためだと思って、できるなりに頑張ってみようと思います。
、、、なんて、本心を言えばただきれいに撮れた写真を遺しておきたいという自己顕示欲の現れでしかないのですが(^^;)

「ハーミテージホテルの売店に並べられる」レベルのモノは無理にしても、せめて来年ガイドとして採用されるワーホリ組のひとたちの参考にしてもらえるくらいのものは作りたいですねー。

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