(ちなみにこの70km離れたトワイゼルが、ぼくらマウントクック村の住民にとって一番近いスーパーマーケットや診療所がある町になります。マウントクック村は、「最寄の」スーパーやお医者まででも車で1時間弱かかるのです。なんて田舎!笑)
「ニュージーランドファルコン」とは、ニュージーランドに固有の猛禽類としては唯一の鳥。日本語でいうとハヤブサのことですね。以前、オフの日にお出かけした隣のタズマン谷で見かけて写真を撮れて以来、なんとなく親しみを感じているのですが、一般にはなかなかお目にかかれない貴重な鳥の一種なのです。
説明会は町のイベントセンター内のシアタールームで、写真のスライドショーを使いながら行われました。
プレゼンターは、鳥類の先生などではなく、地元のアマチュア研究者。聴衆はというと、こちらもやはり地元の自然愛好家や家族連れ。夜の7時からの説明会とはいえ、外はまだまだ9時まで明るいニュージーランド。ちいさい町のことゆえ、参加者のほとんどはご近所さんなので、会場ははじまる前から和気あいあいでした。
自然愛好家なんていうと、日本ではおおげさに聞こえてしまいますが、こちらでは長期休暇になるとキャンピングカーでキャンプアウトしたり、湖に自家用ボートを浮かべて釣りを楽しむなんてのがごく当たり前なので、ちょっと田舎町で育てばだれだって自然愛好家になってしまうんですね。
鳥の希少種の説明会なんていっても、けっしてカタクルシイものではなく、晩飯後のパブに行くまでのあいだを埋める余興くらいの雰囲気なのです。ジョークや笑いも混じった、愉しいプレゼンテーションでした。
しかしだからといって内容が薄いわけではなく、皆さんそれぞれの興味で集まっただけあってさすがに熱心!質疑応答も盛んに行われ、子どもたちの素朴な質問から調査の専門的な手法まで、プレゼンターの方も自身の経験なんかも交えながら一生懸命答えていました。
ファルコンについての細かい特徴ももちろんネイチャーガイドとして勉強になりましたが、それよりも何かのスペシャリストになるためには「好きでネバり続ける」ことが大切なんだと、改めて認識させられました。
いまだ人生の方針定まらぬ私うっしーですが、いつまでもフラフラしてないで、そろそろ自分も進むべき道を考えはじめるべきですかね?







