2009年10月11日日曜日

クィーンズタウンを去る前に

今日のクィーンズタウンは、空は宇宙まで透けているかのように青く、太陽の放った光が、最近いっきに緑を増した大地をダイレクトに照らしているような一日でした。昼間は帽子をかぶっていても眩しく、サングラスで街を散策する観光客の姿が増えてきました。
それでも朝晩はストーブが着いていないと上着が手放せないくらい気温が下がり、まさに「一日の中に四季がある」というニュージーランドの気候の特徴がよく表れています。

QTを出るにあたって街の掲示板に貼っておいた"For Sale"の張り紙で、湯たんぽが売れました。$3也。
たまたま相手も日本人で、夏の仕事を求めてQTに来たら朝晩の寒さに驚いて連絡をくれたのだそうで。冬も終わっての今、まさか売れないだろうと思っていた湯たんぽが一番に売れる。ニュージーランドとは、つまりそういう国なのであります(笑)

ちなみに他に"For Sale"で出したものは、こちらで購入した3段本棚(売値$10)。小物トレイ($2)、携帯を買ったときに無料で付けてくれたけど一度も使っていない携帯電話用カーチャージャー($5)、それにこれまでスキーなどで使っていた雪山用のジャケット($30)。
ワードでパパッとリスト作って、デジカメで撮った写真をうまいことレイアウトして、ネットカフェでプリントアウトしたら、それらをショッピングセンターのフードコートや旅行者が見そうな掲示板に貼っておくだけ。こちらでは旅行者が多い国らしく公共の掲示板をつかっての個人的売買が非常にポピュラーで、今回のぼくのような小物から、車、フラット(ルームシェア)や、物対金でない例えば英語を教えるかわりにフランス語を教えて!とか、なんでもあるのです。
あまり大きな声では言えませんが、酷いのになると、スキーシーズン後半によく出ていた「スキー場のシーズンパス券」なんてのも……(もちろんシーズンパス券の譲渡/転売は禁止!発覚したら売った側も買った側も警察に通報されて詐欺罪?で逮捕されますよ!)

スキーシーズンが終わった直後の今は、出て行く人ばかりで完全な買い手市場。シーズン中は見られなかった$500とか$800の車もちらほら見られます。普通乗用車が日本円にしてわずか4万円!
そこまで安いのは、さすがに大抵はそれなりのボロさなのですが、ここNZにいてはさしてそれが気にならないのも事実。なにせぼくらがお世話になっているお宅で使わせてもらっていた車は、もう二十云年前のホンダ・シビック。あまりに古すぎて、左のサイドミラーはもともとなく、座席やトランクのすき間からは瑞々しい草の若葉が生えてきているくらいです。もはや植物にとっては金属と土の区別も怪しいレベルということなのでしょうかw



運転してると、時速100kmも出したら車体が走行中に分解しちゃうんじゃないかって不安になるけど、それでもちゃんと動いてぼくらを運んでくれているから、自動車というのはぼくらが思っているよりもずっとタフなんだなということを認識させられます。

ぼくらは都市間の移動は基本的に長距離バスを利用しているのですが、あちらこちらに行ってみようと思ったらけっこうお金がかかるんですよね。しかも「近隣の」観光スポットにも行きにくいし。日本みたいに、どこでも徒歩10分圏内にスーパーがあるわけじゃないし。
ガソリン代も安くない(レギュラーが1リットル160~170セントくらい、2009年9月現在)から一概には言えないけれど、五ヶ月前NZ入りしたときに$1000前後の安い車を買ってしまうのもひとつの手だったなぁと思う今日この頃です。


なんて、、、実際は、車なんかよりもロードバイクを買って、ミルキーブルーをしたプカキ湖沿いを走り、マウントクックとトワイゼルをつないでいる美しいワインディングロードでおもいっっきりペダルを漕いでみたいなー、って気持ちのほうが強いんですけどね(^^;)

まもなくニュージーランドの夏がはじまります。
ぼくのマウントクック入りは、14日の水曜日になりました。QT生活も残すところあと二日です。

1 件のコメント:

  1. シビックに雑草が生えてたなんて、全然知らなかった!すごいね、これは!

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