相方を連れて戻ってきたマウントクックは、土曜日から引きつづき氷雨のパラつく寒々しい日々ですが(夏なのに、これじゃ日本の冬と変わらないし!)、相方の登場を待っていたかのように珍しい生き物たちが姿を現しました。
まずは、こちらでゲッコ(gekko)と呼ばれるトカゲの仲間。先輩ガイドのRyoさんのお宅で捕獲されたもので、ぼくらワーホリ組があまり見たことがないという話をきいて、わざわざタッパーに捕らえて持ってきてくださいました。ぼくも晴れた日に、石の上でひなたぼっこしているのはよく見かけましたが、近くでマジマジと視たのはこれが初めて。体をくねらせる走りが面白く、意外とジャンプ力がスゴイです。そして目が金色のワニ目でカッコイイ!脱皮をしつつあるのか、足のあたりなど、透明な皮がいまにも剥けそうです。
、、、脱皮するのって、爬虫類ですよね?
(いまだに爬虫類と両生類、トカゲとイモリとヤモリの違いが分からないうっしーです(^^;))
セアリーロッジの面々でHide君と名づけ、2リットルアイスクリームのタッパーに空気穴をたくさん開けて移しておいたのですが、朝になったら千切れた尻尾だけを残して忽然と姿を消していました……
すき間から逃げた??セアリーロッジのカーペットの柄と体の模様がよく似ているので、きっともう見つからんでしょう。右は前日撮った写真です。まぁ撮ろうとしたら逃げられてブレただけですが、「忍法隠れ身の術」みたいでしょ?
そして昨日は、相方をつれていつものガバナーズ・ブッシュを歩いていたとき、フと顔を上げると、なんとそこにファルコンが留まっていて、しかもこちらを視ているではないですか!
先日の日記でも書いたように、ニュージーランドファルコンは稀少であるために、生体数の調査のためDOC(自然環境保護省)が目撃例の報告を呼びかけているニュージーランド原生のハヤブサです。ここに住んでいてもそうそうお目にかかることはないのに、まさかウォーキングトラックの数メートル先の木の枝にとまっているなんて。
こちらをじっと正面に見据えて、体はカラス大とそれほど大きくないのに、まるでぼくら人間すらを獲物として狙っているかのような存在感です。
そして気がつけば、近くの木にももう一羽。つがいか親子なのでしょうか。
ファルコンに出会えた興奮と、容易にその場を去り得ない緊張感で、けっきょく二羽ともどこかへ飛び去ってしまうまで20分くらいでしょうか、その場を離れることができませんでした。


なぜこんな森の中に?生きた動物しか襲わないファルコンなら、森にいるよりもすぐ下の平原にいたほうが獲物を見つけやすいだろうし、高いところから見張っているなら、森を歩いているぼくらのほうではなく向こうを向いているはずだし……
ここに来てからの二ヵ月半でだいぶいろいろな種類の生き物を見てきましたが、やはり自然は奥深いですね。
この自然が、残り一週間でいったいどれだけの不思議をぼくと相方に見せてくれるのか、楽しみです。
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